ビューローベリタスエフイーエーシー株式会社は、2024年6月20日、セミナー「日本人の食事と食習慣~現状と動向~」を開催いたしました。
ライフスタイルの変化に伴い、日本人の食事や食習慣も変化しています。
今回のセミナーは食の現状と動向を読み解き、食品メーカー、商社、研究機関などの品質管理・保証部門や開発部門の担当者、または経営者の方々へ、商品開発の方向性や食品検査等の参考となり得る情報提供を目的に開催し、500名近いお申し込みをいただきました。
基調講演では、公衆栄養学、食事調査法、栄養疫学、行動栄養学がご専門の篠崎奈々先生をお招きし、「日本人の食事の特徴」「どれくらいの栄養素が含まれているのか」、東京大学で実施した調査をもとに、わたしたちの食生活を多角的観点から解説いただきました。
後半は弊社より、食事の「質」にも影響を与えるとされる食品の「おいしさ」について、指標のひとつとなる食品の構成する要素を科学的分析する評価方法をご紹介しました。
篠崎 奈々様
東京大学大学院 医学系研究科 社会予防疫学分野助教 博士(保健学)管理栄養士
奥本 啓之
ビューローベリタスエフイーエーシー株式会社検査部
アンケートからは「食品を食行動、食習慣を含めた全体で捉えるのは初めて知った」との声を多数頂戴し、いわゆる食を栄養素や食品だけでなく、食事、料理、食行動として包括的に考えるといったお話は、参加者様の新しい視点の一つになったようです。また「超加工食品」「フードリテラシー」といった分類についても新しい学びとして興味を持って視聴いただきました。
後半の食品おいしさ分析については、「おいしさの見える化に興味がある」という声とともに「ビタミン・ミネラルは影響しないのか」「次回は事例も紹介してほしい」と、深堀したセミナーのご要望もいただきました。
ビューローベリタスエフイーエーシーでは、今後もセミナーやウェブサイト、ニュースメールなどを通じて最新情報をご提供するとともに、ご要望に応じた分析・検査を実施します。
ぜひお気軽にご相談ください。
ご参加いただきました皆様、誠にありがとうございました。